5 January 2018

2016年のヨーロッパについては、書かなければ、書かなければ、と思いながらも、ずっと書けずにいました。今でもそれについて書くのは気がひけます。というのも、日本で拡散されている情報と、私が見てきたものが、あまりにも違い過ぎたからです。私は、2016年冬にヨーロッパから日本に帰ってきて、自分が統合失調症になってしまったのではないかと思いました。そのくらい、日本では、ヨーロッパの現状が曲がって伝えられていました。アメリカについての情報も同様でした。私は、日本の人たちと認識している現状が違いすぎて、コミュニケーションがとれずに、とても苦しい思いをしていました。

2016年、まず、春に、"I took a pill in Ibiza" がイギリスで大流行しました。5週間連続で1位。何かが起こってる。民意なのか、コントロールされた情報なのか、それは分かりませんでしたが、何かが起こっている、ということは分かりました。私はその時イビサにいました。

それから、イギリスのEU離脱が国民投票により決定しました。私はその時もイビサにいて、イビサに住むイギリス人やユダヤ人やカタルーニャ人たちと共にいました。彼らは、少しパニックを起こしていましたが、あまり深刻ではありませんでした。イビサに住むイギリス人たちは、「EUからイギリスが抜けても、我々はイビサにこのまま住み続けられるだろう、少し手続きが必要になるけど、」とゆったり構えていましたし、カタルーニャ人は、「次は我々だ。まずはカタルーニャ独立だ。」と意気込んでいました。どちらかというと、イビサに住む人々は、EUの問題点ーそれが中央集権的であること、特にドイツによる中央集権であることーを強く認識していたので、イギリスのEU離脱は、祝祭的に受け入れられていました。