6 January 2018

2016年のイビサは、激しい変化の中にありました。観光客の数は、過去最高を記録していました。イビサタウンでは、下水の処理が追いつかず、糞尿がそのまま海に流れてしまう、ということも問題になっていました。

ナイトクラブ、アムネシアには、ある朝、突然、ヘリコプターで、スペイン警察と税務署がやってきました。脱税とドラッグの容疑でした。ナイトクラブ、スペースは閉店しました。

サンアントニオでは、新しいビーチクラブやオープンエアのクラブ付きホテルをこれ以上作れないようにする条例が出来ました。私には、それは妥当に思われました。というのも、イビサがラスベガス化している、ということは、音楽関係者たちにも、問題視されていたから。もちろん、地元住民が、迷惑していたこともあります。イビサの美しい自然環境と長い時間をかけて醸成された文化とは無関係の、目先の金儲けのことしか考えられてない低レベルな音楽施設や、馬鹿騒ぎしたいだけのツーリストたちで、サンアントニオは溢れかえっていました。長期的に見て、イビサの人々は、良い決断をしたと、私はそう思いました。